オバマ大統領誕生直前から、日本のメディア、特にTVの報道めいた番組は「黒人初の大統領」「黒人が初めて大統領に」とか「黒人」「黒人」の言葉がやたらと多く、子供ニュースでも、黒人、黒人と、おまけに奴隷時代の映像まで流す。BBCやCNNも見たが、アフリカ系アメリカ人と言っていた(僕の見た部分がたまたまなのか)、BBCのドキュメンタリーでは「非白人系」という言葉を時々使っていた。
よその国の話で、47歳の若さと、大きな期待感を持たれた大統領が誕生した。その新大統領がたまたま非白人系で初めてであり、そのなかでもたまたまアフリカ系であっただけである。
そのよその国の大統領を不遠慮に「黒人」「黒人」と呼ぶ
思慮のなさにはあきれたが、あ、そうか! 日本人の方がアフリカ系を差別しているんだ。外国語学校でもヨーロッパ系アメリカ人しか採用しなかったり、アフリカ系アメリカ人と付き合っている女の子を蔑んだ態度を取ったり、いろいろ見聞きしている。日本人がいまだに抜け出せない朝鮮半島民族や中国民族への優越感、フィリッピンやインドネシアなど南方民族への優越感などなど。
今回もその延長線上でメディアは語っているんだと、悲しい思いで納得した。オバマ大統領の映像と言葉は素敵だが、メディアの姿勢がいやで、最近関連ニュースを見なくなった。